学生時代は小さなショルダーバッグにお財布とパスポートと下着さえ入っていればどうにかなるなんて思っていたけれど、オトナになればなるほどそうもいかないのが旅の準備。
子連れで帰省や、家族で旅行される方も多いこの季節。あれもこれもと詰め込んでいるうちに、スーツケースが閉まらなくなっちゃった・・・なんていうことはありませんか?
今日はそんな旅のストレスを軽減する「スーツケース整理術」のお話。荷物が多くなればなるほどちょっぴり面倒な旅の準備やお片付けも、ちょっとしたアイデアひとつでいつもよりぐっと楽しくはかどります。
■ スーツケース整理術 基本の「き」
スーツケースに荷物を詰め込む時のちょっとしたコツ。まずはこの基本を知るだけで、ずいぶんと効率的にあの四角い箱を収納活用できますよ。
※靴などの荷物を分かりやすくむき出しにしてみました。
・まず片側に詰め込んで。
余白があると、輸送時に中のものが動いて割れ物が破損する原因にも。スーツケース片側に入りきる量の荷物であれば、分けずにまずは本体側に詰め込んでフタ側は空にして使いましょう。
・重いものは下に入れる。
本や化粧水ボトルなど、重さのあるものはスーツケースの下に。スーツケースを立てたときに安定感が出るのと同時に、他の荷物の配置が歪まずにすみます。
・タオルや服はくるくると巻いて、外側に。
服やタオルがクッション代わりになって、大切な荷物を保護します。
・割れ物は中心に。
スーツケースがどんな向きになっても中心であれば負担が軽く済みます。
・丸めた服で隙間を埋める。
荷物が寄ってしまうと整理に時間を取られたり、割れ物の破損の原因にもなりかねません。隙間ができたら丸めた服やタオルで埋めるといいですよ。
■ 応用1・スーツケース内でさらに細かく「住所作り」
見た目スッキリときれいにまとめられたのは
、milesto(ミレスト)オーガナイザーのおかげ。スーツケースの中でさらに細かく荷物の住所作りをすることで、きっちり入れられたと思っていたスーツケースの収納力がさらにUPします。
今回は12Lと4L(片面のみ)、シューズバッグを使うだけで、上から2番目の写真の洋服がすべて収まりました。4Lの片面にもまだ入りそうだし、スーツケースに隙間ができましたよ。
できた隙間にまだまだ何か入れられそう!
■ 応用2・「仕分け」しながら、洗濯機にポイっ
こちらは
ランドリートートバッグ。どこかに引っ掛けておいて下着や靴下などをぽんぽん放り込めるこのトートバッグは旅先でも大活躍しそう。
そのまま洗濯機にポイっとできるのが良いところ。プリントの柄とサイズによって「これはママ用」「これはパパ用」なんて仕分けができるので、旅から戻った後のお片付けも楽ちんです。
荷物が多くなればなるほど、ちょっぴり面倒だった旅の準備やお片付け。でもこんなアイデアがあったなら、なんだかぐっと快適にできそうです。
いつもよりちょっぴりご機嫌な今年の年末。どうぞ楽しく、いってらっしゃいませ。
= 文・写真:宮城 =
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