エアコンの効果を高め、節電につながると言われている「サーキュレーター」。しかし、実際のところ、本当に効果があるのか疑問に思っている人もいるでしょう。サーキュレーターを誤った方法で設置していると効果を発揮できないため、正しい使い方を知ることが大切です。
この記事では、サーキュレーターと扇風機の違い、サーキュレーターの使い方・設置方法、選び方について紹介します。効果的な使い方を知って、サーキュレーターを存分に活用しましょう!
【ご紹介アイテム】
⇒サーキュレーター・扇風機
目次
1.
サーキュレーターとは?扇風機と何が違う?
1-1.
サーキュレーターを使うメリット・デメリット
2.
【冷暖房別】サーキュレーターの正しい使い方・設置場所
2-1.
【冷房】エアコンの反対側
2-2.
【暖房】部屋の真ん中もしくはエアコンの対角線上
3.
暮らしをもっと快適に!サーキュレーターの選び方
まとめ
1.サーキュレーターとは?扇風機と何が違う?
サーキュレーターとは、室内の空気を循環させ、温度ムラをなくすことを目的とした家電製品。エアコンの効果を高め、快適に過ごす手助けをします。サーキュレーターの風は直線的で遠くまで届き、真上・斜め・横など自由に角度を変えることができます。
一方、
扇風機は涼を取ることを目的とした家電製品です。直接身体に風を当てるため、やわらかい風が出るようになっています。サーキュレーターと異なり風は遠くまで届かず、空気の流れを作って循環させる効果は期待できません。サーキュレーターと扇風機は似ている製品ですが、目的が異なるため使い分ける必要があります。
1-1.サーキュレーターを使うメリット・デメリット
サーキュレーターは、特に夏や冬、梅雨の季節に活躍する製品です。サーキュレーターのメリット・デメリットは、下記の通りです。
メリット |
・室内の温度を均一にする
・電気代の節約につながる
・洗濯物の乾燥を早め、生乾きを防ぐ |
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デメリット |
・置く場所によっては電気代が高くなる
・静音性が低い |
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サーキュレーターを使用すると、離れた場所までエアコンの風を効率的に送れるため、室内の温度が均一になります。冷暖房の効果が高まることで節電にも。また、洗濯物を部屋干しするときにサーキュレーターを使用すれば、衣類が早く乾燥して生乾きのニオイを防ぐことが可能です。
ただし、サーキュレーターを置く場所を誤ると、電気代が高くなる場合があるため注意が必要です。エアコンの風がうまく循環しなければ、余計にエアコンを稼働させることになります。また、サーキュレーターの音は、モーター音などでうるさくなることが多いです。就寝時の寝室などで使用する場合は、静音性の高い製品を選ぶようにしましょう。
2.【冷暖房別】サーキュレーターの正しい使い方・設置場所
今までサーキュレーターを使っても効果が感じられなかった場合、設置場所に原因がある可能性が高いです。サーキュレーターを正しく使用すれば、エアコンの温度設定が同じでも体感温度が変わり、快適に過ごすことができます。冷房と暖房でエアコンの送風口から出る風の向きは異なり、サーキュレーターの設置場所も変わるため、注意しましょう。
ここでは、冷房と暖房のパターン別にサーキュレーターの効果的な使い方について解説します。
2-1.【冷房】エアコンの反対側
冷房の場合は、サーキュレーターをエアコンの反対側に設置しましょう。サーキュレーターの向きは、エアコンに向かって斜め上に風が出るようにします。エアコンから出る冷風は天井を通り、突き当りの壁まで行くと下に降りてきます。サーキュレーターをエアコンの反対側に設置することで、降りてきた冷風を巻き込み、部屋に冷たい空気を循環させることが可能です。
2部屋の空気を循環させたい場合やロフトで使いたい場合は、下記で紹介する置き方にすると効果的です。
・2部屋の空気を循環させたい場合
エアコンに背を向け、送風角度が床と平行になるようにサーキュレーターを置きます。サーキュレーターが部屋の下部にたまった冷気を巻き込み、隣の部屋まで風を送って2部屋の空気の巡りを良くします。
・ロフトで使いたい場合
ロフトの空気をサーキュレーター1台だけで循環させることは難しいため、2台使いましょう。1台目はロフトに置いて送風角度を斜め上にし、2台目はエアコンを背にしてロフト方向に風が出るようにします。2台使用すれば、熱い空気をロフトから逃がし、冷たい空気を送り込むことが可能です。
冷気が下にたまる性質を利用してサーキュレーターを置くと、部屋全体を涼しくすることができます。
2-2.【暖房】部屋の真ん中もしくはエアコンの対角線上
暖房の場合、効果的な置き方は2種類あります。
1つ目は、サーキュレーターを真上に向け、部屋の真ん中に置く方法。部屋の上部にたまった暖気を撹拌させ、部屋全体に暖気を届けます。部屋の家具が多い場合におすすめの置き方です。2つ目は、エアコンの対角線上に置いて、サーキュレーターの角度を斜め上に向ける方法。エアコンから出る温風を巻き込み、部屋全体に行き渡らせることができます。部屋の家具が少ない部屋におすすめの置き方です。
2部屋の空気を循環させたい場合やロフトで使いたい場合は、下記で紹介する置き方にすると効果的です。
・2部屋の空気を循環させたい場合
部屋の真ん中にサーキュレーターを置き、送風角度を真上に向けましょう。真上に向けることで、暖気が天井をつたって部屋全体に広がり、離れた部屋にも暖かい空気を届けます。
・ロフトで使いたい場合
空気を効率よく循環させるために、サーキュレーターを2台使いましょう。1台目はロフトに置いて、部屋の下に風が届くようにします。2台目はエアコンの下に置き、天井方向に風を送ります。2台使用すれば、暖気が部屋の下部に行き渡り、温度差を小さくすることが可能です。
サーキュレーターをうまく活用して上にたまった暖気を拡散させ、部屋全体を暖めましょう。
3.暮らしをもっと快適に!サーキュレーターの選び方
サーキュレーターは、商品ごとに特徴が異なります。特徴を理解し、目的に合ったサーキュレーターを選んで、日々の暮らしをより快適にしましょう。サーキュレーターを選ぶポイントは「風力」「静音性」「モーター」「形状」の4つ。商品を選ぶ際の参考にしてください。
まとめ
サーキュレーターは、冷暖房ごとに設置方法が異なり、正しく使うことで効果を発揮する製品です。うまく活用すれば、冷暖房の効果を高め、電気代を節約できます。目的に合ったサーキュレーターを選んで、より快適な生活を送りましょう。
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